メタ次元の安楽死 「人間の神」と「地球の神」
「人間の神」と「地球の神」の物語
ユダヤ教やキリスト教のエホバ、イスラム教のアッラー、ギリシャ神話のデウスや天照大神などの神々は人間が考えた神ですから、一括りにして「人間の神」と呼びましょう。では、私たち人間や地球上の全ての生き物や無機物を造ったのはだれでしょうか?造った者がいるはずですから、その天地創造の主のことを「地球の神」と名づけましょう。
「地球の神」は38億年前に地球上で初めて有機化合物の生命体を造りました。
そしてその生命体すなわち単細胞のバクテリアの命の中に3つの遺伝子を埋め込みました。
この3つの「生の遺伝子」「性の遺伝子」「死の遺伝子」の相互作用が原動力となって生命体の新陳代謝と進化発展のプロセスが進行して、最後に人間になりました(田沼靖一2008年)。
このように人間の命は「地球の神」からの授かり物です。念のため、「人間の神」から授かったものではありません。
イスラエル人類史学者ユアル・ノア・ハリ著『サピエンス全史』
250万年前 | アフリカでホモ(ヒト)属が進化する。最初の石器発明。 |
100万年前 | 人類がアフリカ大陸からユーラシア大陸へ拡がる。異なる人類種が進化する。 |
50万年前 | ヨーロッパと中東でネアンデルタール人が進化する。 |
30万年前 | 火が日常的に使われるようになる。 |
20万年前 | 東アフリカでホモ・サピエンスが進化する。 |
7万年前 | 認知革命が起こる。虚構の言語が出現し、対話、神話が作られる。歴史的現象の始まり。ホモ・サピエンスがアフリカ大陸の外へと拡がる。 |